ウロブログ

リアル脱出ゲームなどの謎解き好きな軽率旅人が、主に東京や仙台をウロウロして出会った謎解きや謎解き以外のものについて書くブログ

二度目の壁外調査に行くので一度目を振り返る

横浜のアジトオブスクラップで過去のリアル脱出ゲームのリバイバル公演に参加すると、ゲーム開始前の説明で司会の方がこう言うんです。


「ゲーム中、ズドーンとかゴーンとか地響きが聴こえるかもしれませんが、これは壁の向こうで巨人と戦っている音なので、こちらの謎には一切関係ありません。」


そして実際にこちらのゲーム中、隣の壁向こうからは響く轟音、瞬く光。
私は進撃の巨人が好きなので、数週間後、仙台で参加する予定の公演がますます楽しみになったものです。


というわけで今回は一年ほど前から続く進撃の巨人とのコラボ公演
「巨人に包囲された古城からの脱出」について書いていきます。


私が参加したのは昨年の8月なので、だいぶ記憶が薄れておりますが、間もなく終了してしまうところもあるので、なんとか楽しさを伝えられれば…。と思います。


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トーリー
あなたは人類の希望である調査兵団の一員
ある日、壁外調査の最中に巨人の集団に襲われ
所属する部隊は壊滅状態に陥った

生き残ったのは僅か数名
命からがら古城へ逃げ込むも
瞬く間に巨人に包囲されてしまう

容赦ない巨人の攻撃に建物は大きく揺れ
次々と崩壊していく壁

このままでは巨人に侵入を許し
奴らに喰われてしまう

巨人が古城を破壊し尽くすまで残り1時間

あなたは、生き残った仲間と協力し
この絶望から生き延びることができるだろうか?

こちらの公演。進撃の巨人の世界観とシチュエーションをうまいこと脱出ゲームに取り入れたという印象でした。



まさにパソコンやスマホでやるような脱出ゲームをリアルで行う。そこに巨人を倒すというストーリーが加わった感じ。


進撃の巨人あるあるのようなネタは少なく、その点では、進撃の巨人を知らない方でも楽しめるのではないでしょうか。
もちろん、調査兵団のマントを着れたり、エレンやミカサやアルミンがガンガン喋りかけてくるので、ファンにも嬉しい要素満載でしたが。




謎解き公演のイベントのなかではアジト型もしくはルーム型と言われる、実際にあるシチュエーションが再現された空間に閉じ込められて、アイテムを駆使して脱出を目指す形式のこの公演。
そんなルーム型の魅力が凝縮されていたように思います。




この道具、何に使うかわからないけど、とりあえず拾っておこう。



この壁の絵柄はめちゃくちゃ怪しいけど、何かわからないから、覚えておこう。



あ!このアイテムはここで使えばいいんだ!



というように、パズルのピースを集めて、それがうまいことはまっていく楽しさに満ちていた気がしま
す。


そして、この公演の感想でよく言われていることですが、動きやすい服装推奨です。
スカートダメ絶対。


画面の中の脱出ゲームではクリックやタップ一つで動かせていたいろんなアイテム。
それをリアルに動かすってなかなかに大変なんですよ。
めちゃめちゃテンションあがって身につけた調査兵団のマントも、暑い暑いと即脱ぎ散らかしていました。



あと声かけと協力が大事ね。一人でできるようなこと、少なかったと思います。
謎が解けなくても仲間との共同作業は楽しかったですよ。
キャンプやバーベキューの準備でもするような気分で行くといいと思います。


ところで、これは自慢なんですが、私が仲間と共に参加した昨年8月18日仙台アジトにおいてのクリアタイムが40分25秒

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当時一位です!

そして時を経てこれが最新のクリアタイムランキング


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一位防衛中!



こちらの公演、一度参加した人のみが参加できるリピーター公演
「二度目の壁外調査」も開催しております。


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一緒に巨人を駆逐した友人が一足先に二度目の壁外調査に行き、ものすごく楽しかったと言うので、私も参加するのですが、私が参加するアジトオブスクラップ仙台、6月17日(土)13:30回の申込状況がこち


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残り9枚…!


つまり、買っているのは私一人だけです…。


どなたか、どなたか……、仙台1位メンバーの一員である私と、二度目の壁外調査に行ってくれる方…。


切に募集しております!!!!!

モンハンファンに全力でオススメの公演

リアル脱出ゲーム×モンスターハンター『火竜棲まう狩猟場からの脱出』に参加してきました。

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"【ストーリー】

あなたはモンスター達の狩猟を生業とする「ハンター」。
狩猟依頼を受け、飛行船で仲間と共に移動していた。

しかし、謎の衝撃により飛行船は不時着してしまう。
なんとその地は強力な灼熱の炎を吐く飛竜「火竜リオレウス」の棲まう狩猟場だった!
いつリオレウスに見つかるかわからない。
さらに衝撃により動力が暴走した飛行船は、爆発の危険が迫る。

今回のリアル脱出ゲームの舞台は未知の狩猟場。
そこには実際にキノコや鉱石、モンスターが存在しており、
仲間と自由に探索することができる。
フィールドに隠された謎や暗号を解き明かして未知の狩猟場から無事脱出せよ!"

というストーリーのこちらの公演。
ものすごくモンスターハンターで、モンスターハンターが好きな人には全力でオススメできます。

モンハンらしいポップでファンシーなデザインで再現されたフィールドが会場全体に広がって、愛嬌のあるキャラクターが登場する。クエストの迫力ある恐ろしいモンスターとは対照的な、かわいらしくてほのぼのとした雰囲気で迎えてくれました。

そして、謎の難易度が絶妙でした。モンスターハンターは好きだけど、謎解きはやったことないという方に、かなり寄り添ったという印象です。

某テレビ番組の人気コンテンツではないですけど、ひらめき次第で小学生でも解ける問題。
リアル脱出ゲームの基本としてうたわれる役割分担と情報共有を実践するための導入が実にわかりやすく、親切でした。

子供でも楽しめるリアル脱出ゲームという触れ込みの「暗号王国からの脱出」と同じくらい、低年齢でも安心な公演だなと感じました。
子供から大人まで、幅広い世代が楽しんでいる、モンスターハンターとのコラボとして、本当に素晴らしいと思いました。

この公演は四名でチームを組んで行います。モンハンも四人での協力プレイができるので、普段、一緒に狩りに行っている仲間と参加しても楽しいだろうし、野良の気分で一人で行くのも面白いかと思います。
また、お子さんがモンハン好きという方、親子そろってハンターだというご家庭には、ぜひ家族で参加することをオススメします。
親御さんのひらめきで成功したら、もうヒーローですし、成功できなくても、アイテムに実際に触れたり、受付嬢やアイルーと生で会話できる体験は、お子さんには最高のモンハンごっこになるのではないかと思います。

ぜひ、「モンスターハンターは好きだけど、謎解きってやったことないから………」という方にこそ参加していただきたい公演です。

こちらの公演。東京では6月25日まで、私が参加した仙台は今週末、全国各地でも、6月末から7月始めで終わるところが多いですので予定はお早めに!

最後に、モンハンと謎解き、両方のファンとして要望を…。
今回の公演は、ホール型というよりは、小さなスタジアム型だなーと思いました。
もし、モンハンとのコラボ第二弾が開催されるとしたら、本当のスタジアムで、もっと大きいモンハンの世界を体験したいです。

宇宙飛行士選抜試験1次試験を受験した

いやー、待ちましたね。本当に待ちましたよ。これは。
リアル脱出ゲーム×宇宙兄弟「宇宙飛行士選抜試験」
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二回だっけ、三回だっけ、もう何度延期したかわからないですが、ようやく先日1次WEB試験が開始されたこの公演、チケット一般発売開始の本日、私も受験し、無事合格いたしました。

延期にまつわるあれやこれやは置いておいて、この1次WEB試験、単独の謎解きゲームとしても、とても楽しめるものでした。

普通のリアル脱出ゲームと違って、WEB上で一人で解くこの試験に1,500円が高いか安いかは人それぞれの価値観次第ですが、少なくとも私は損した気持ちにはなりませんでした。

ゲーム時間は約60分で、プレイ後は本当にリアル脱出ゲームを一本やった時のような謎解ききった感じがありましたし、ゲーム中、割りと絶え間なくキャラクターが喋りかけてくるので、宇宙兄弟ファンには特に嬉しいのではないでしょうか?

普段は、チームメンバーと共に挑むことの多い謎解きゲームに、一人で、制限時間に追われながら挑むのは新鮮でした。
感情を共有できる人がいないというのは、想像以上に心細く、かなりの焦りを覚えました。仲間って大事。

今、置かれている状況で、何をするべきなのか。ルールを素早く把握できなければ高得点を取るのは難しいという印象でした。とはいえ、あまりできなかったなーという実感の私も思ったより高い点数でしたので、よっぽど変なことしなければ不合格はないかと。何回でもプレイできるので、時間があったらボーダーラインを確かめてみたいです。

さて、この宇宙飛行士選抜試験、WEBの1次試験を合格した人だけが、実際の店舗で行われる2次実技試験、いわゆるルーム型のリアル脱出ゲームに参加できるというシステムなのですが、このシステム、2次試験で集まった時に、共通の話題があるというのが素晴らしいなーと思います。

実技試験は12名で行われます。その12名全員が仲良しの友人というのはなかなか難しいですね。私も幸い、12名集まったグループに入れていただいておりますが、その中には数回しか会ったことない方や、初対面の方もおります。

私は、一人で公演に参加することがしばしばありますが、慣れたとはいえ、テーブルに案内され、初対面の方とゲーム開始を待っている間は気の効いた話題が出せずに気まずい時間が流れることもあります。
ですが、今回は参加者全員が1次試験を経験しているわけで、「1次何点でしたか?」とか「あそこは全然できませんでした。」みたいな話がネタバレを気にせずにできるんですね。
どんな人が来るか不安ななかで、とりあえず一次試験はクリアしてきているっていう情報だけでも、安心材料になるし、最初のコミュニケーションを円滑にするのにかなり有効なのではと思っています。

この全員が共通の経験をもっているということ、そして制限時間60分が定番だったリアル脱出ゲームですが、90分という長い制限時間が設定されていることなどを活かして、実技試験では非常に深い宇宙兄弟体験と謎解きができるんだろうなと、とてもとても期待しています。

よだかのレコード「偽造王(フェイクキング)」が再演されるのでオススメしてみる

ヨッコンは初めにSCRAPのリアル脱出ゲームから謎解きにはまり、他の謎解きないかなーと探して行くようになりました。
謎解き好きな人はだいたい同じような道を辿っているかと思います。
そして、そろそろSCRAP以外の謎解きにも行ってみたいなーと考えている方もいらっしゃるのでは…?

そんな方に私が強くオススメする公演がこちら。

よだかのレコード
「偽造王(フェイクキング)」
www.yodaka.info

です。




よだかさんがこうおっしゃっている通り、本当に道具をいじって偽造します。

この、道具を偽造するという部分が、すっごく楽しいです。
よだかのレコードの公演の感想を見ると、物量が多い=問題数や紙の枚数が多いというものが数多く見られます。
確かに物量は多いです。たくさん謎が出てくるので、息つく暇もありません。
だけど、物量にとらわれて参加をためらっている方がいたら、それはものすごくもったいないなーと思います。

よだかのレコードの真髄は、小道具にあると私は思っています。

たいていの謎解き公演には、鍵のかかった箱や、木製のブロックパズルなどの小道具が登場し、公演に彩りを加えます。
よだかのレコードは、その小道具のクオリティーがずば抜けて素晴らしいです。
毎回オリジナルで、先ほど述べたような箱やブロックだけじゃないあれやこれやを作っています。
そこには、世界が存在しています。
その公演だけでしか使わないものばかりで、きっと彼等の倉庫は私のような謎解きファンにとっては宝の山なんだろうなーと想像しています。

そんな小道具の素晴らしさが特に出ているのが、この公演、「偽造王(フェイクキング)」です。

謎はね、多いし結構難しいです。謎解きが得意な人は小謎をたくさん解く楽しみもあります。
謎解くの苦手という人でも、謎はチームの誰かが勝手に解いてくれますので、用意された様々な道具に触れて、世界を楽しんでください。きっと、チームの力になることができます。

ひたすら謎を解くだけではない、一味違った体験ができる。よだかのレコード「偽造王(フェイクキング)」
謎解きに行きまくっている方にも、最近謎解きに触れ始めた方にも、オススメの公演です。
6月9日から!