ウロブログ

リアル脱出ゲームなどの謎解き好きな軽率旅人が、主に東京や仙台をウロウロして出会った謎解きや謎解き以外のものについて書くブログ

終わらない宴からの脱出の感想

リアル脱出ゲーム10周年おめでとうございます!
そして、10周年記念イベント、リアル脱出ゲーム大パーティー及び、1万人のリアル脱出ゲーム、終わらない宴からの脱出の開催、本当に、本当に、お疲れさまでした!


今回は、リアル脱出ゲーム大パーティーの第二部で行われた1万人のリアル脱出ゲーム、終わらない宴からの脱出の感想を書いていきます。

終わらない宴からの脱出


ホール型

探索 ☆☆☆☆

謎  ☆☆☆☆☆☆☆☆

満足度 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

参加形態 なし

場所 メッツライフドーム

参加したら、きっと成功できてただろうなあ…。

(パクり)




はい。私、大パーティー不参加です。
だって仕事だったんだもの…。参加したかったよおおおおおお!!!!
会いたくて会いたくて震える…。


参加していないので、ネタバレ解禁後、主にTwitterに流れてきた、状況や感想を元に思うことなどをつらつらと書いていきます。
なんかね、すごかったらしいですよ。


まず、概要はこちら!

realdgame.jp





気がつくと、あなたはドームの中にいた。
スタンドにひしめく1万人の観客たち。
目の前で繰り広げられる
ピエロたちの奇妙な宴は
いつまでも、いつまでも終わらない。
あなたはどうやら巨大なドームに閉じ込められてしまったようだ。
脱出する方法は宴に隠された秘密を暴くこと。
奇妙な宴から巻き起こる衝撃的な事件。
ドームに仕掛けられた不思議な謎や暗号文。
さぁ、あなたは1万人の観客たちと協力し脱出することが出来るだろうか?

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私、このビジュアルデザイン、大好きです。混乱と狂気に満ちていて、なんか、二度と元の世界には戻れないんだけど、ずっとここにいたいような、でもそれは間違いで、現実に帰らなくてはいけない。
そんな誘惑と恐怖を感じます。


なんせ参加してないので、Twitterなどで得た断片的な情報によると、

10000人のうち成功者はたった1人

最も早く、司会者の加藤隆夫SCRAP代表に電話をかけた人が唯一の脱出成功者となる。


的な感じ。(この公演はネタバレ解禁されております。)


10000人の参加者が黙々と謎を解くなか、鳴り響く電話。
そして加藤代表自ら、そのたった一人に成功を告げる。


それを聞いただけで、もう大興奮で、私は涙すら流しました。


私ね、10000人が協力して、全員が脱出できるような優しいゲームを想像してたんです。
でも、実際は真逆。成功できるのはたった一人。
これを聞いて私は嬉しくなりました。
謎が解ける人を讃え、脚光を浴びせてきたリアル脱出ゲームに本当にふさわしいものだったと思います。


リアル脱出ゲームはね、謎が解ける人が輝ける世界を作ってくれた。僕は、そう思います。

僕は昔から、運動音痴で、サッカーやバスケットボールの時間は、なるべくボールの回ってこない場所にいて時間が過ぎるにのを待っていたし、勉強も中途半端でした。
歌が上手かったり、何か楽器ができるわけでもない、まあ、絵はちょっと上手いけど、
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ちなみにこれは僕が描いたピカチュウですが、まあこの程度の上手さです。


とにかく、人に発表できる特技など何もなかった僕が、初めてリアル脱出ゲームに参加した時に思ったのが、「あ、謎解き得意だ。」ってことだったんです。
そして、チームで活躍できる、誉めてもらえる、という感覚も初めて味わいました。
これは、リアル脱出ゲームに参加してなければ気づかなかった感覚でした。
リアル脱出ゲームという、この限りある世界では、サッカーが上手い、音楽ができる、絵が上手い、そういったことと同じレベルで、謎が解けるということで脚光を浴びることができました。


10周年記念のパーティーで、10000人の中で、最も謎が解けた1人だけが栄光を手にする。
そんなゲームをもってきたSCRAPに本当感動しましたし、本当に僕も一緒にそこを目指したかったし、一緒に成功者を讃えたかったです。


リアル脱出ゲーム大パーティー、いろいろあったようですけど、ドームを1日借りきって一万人を集めて謎解きをする。そのこと自体に夢があっていいなーと思っていました。


リアル脱出ゲームに出会って、僕には得意なことができました。たくさんの友人ができました。遠く離れた大阪が、九州が、近くなりました。人見知りも、以前ほどではなくなりました。

こんな世界を創ってくれた、SCRAPさんには本当に感謝しています。
最後にもう一度、十周年本当におめでとうございます。
ゆっくりでも、長く、長く続くことをお祈りしております。